今回は買ってよかった猫アイテムのご紹介、「この猫買ってしまいました」シリーズ第二弾です。今回はお菓子ですよ。
まめや金澤萬久「しみみ・ほうじ茶チョコ@招き猫」
ずっと気になっていたまめや金澤萬久(かなざわ ばんきゅう)というお店のお菓子を買いました。以前に猫モチーフのお菓子を集めたときにもご紹介していたんですが、このたびようやく自分でも購入することができたのでご紹介しちゃいます。
まめや金澤萬久は石川県金沢市に本店を構えるお店。(大元はレストランや洋菓子店など様々な形態のお店を手掛けている(株)ぶどうの木という会社のようです)
金沢市内にある本店のほかにも3つの店舗がありますがいずれも同一市内のため(店舗一覧はこちら)お取り寄せするしかないかなぁとなかなか手が出なかったですが、実は関東にも2店舗あったんですね。(もっとちゃんと調べて)
関東といっても銀座と新宿のみ。たまにしか行かないエリアなんですが、今回は令和初日にお出かけした時にたまたま立ち寄った小田急百貨店新宿店で店舗をみつけたのでこれはご縁だろうとばかりに意気揚々と購入してきました。
「豆箱」は全て手描きで絵付け!
まめや金澤萬久では、豆菓子を包む容器を「豆箱」と呼んでいます。名前のとおり豆型をしていて、素材は紙製。とても軽くて繊細な箱です。
ふた部分に絵柄が描かれているのが特徴で、猫やうさぎなどの定番柄をはじめ干支や季節のお花をモチーフにした季節限定の絵柄など素敵な絵柄が揃っています。そんな絵柄のすべてが手描きだというからびっくりです。
地場工芸・九谷焼の文化とともに。
ある日萬久を訪れた、とある九谷作家の奥様。出来たばかりの白い豆箱に、陶器にも似た柔らかい曲線美を見出し、「こんなのいかが?」と、遊び心で一羽の白うさぎを描いてくれました。
そのかわいらしさが評判となり、季節の花や歳時記、風景画など、その後も豆箱には全て、和ごころあふれる様々な絵柄が描かれるようになったのです。今も全ての図案を手がける絵作家・中 くみこさんをはじめ、九谷の奥様方からなる職人たちにより全ての豆箱は手描きで絵付けされています。ひとつひとつに味がある、手描きならではの表情の違いをどうぞお楽しみください。
本物を見るとさらに実感するのですが、やわらかいタッチと色合いがとっても素敵なんです。買いに行く前までは、ふたの絵柄は定番シリーズの中の「招き猫」と決めていたものの実物を前にするとどれも素敵でもう一度悩んでしまうくらいでした。
手のひらにのるサイズ感がかわいい
「豆箱」は成人女性の手のひら(参考:私の手)に載るくらいの大きさです。滑らかな紙の手触りもまたいいんですよ。
ちなみにこの箱は紙でできているため、紙を寄せている曲線部分にしわができています。個体差はあるようですが、範囲に違いはあれどどれも同じようで…。でもそれも手作りならではの味わいですよね。手描きの風合いと合っているので、画像でみえているほど気にならないと思いますよ。
好みのお菓子を好みの箱につめてもらうスタイル
そんな素敵な箱を選べる「豆菓子」なんですが、中身も好きなものを選べるシステムになっています。つまりは中身の豆菓子から選んで、それを好みの「豆箱」に包んでいただけるんです。中身はこれがいいけど、箱はこっちの方が…という葛藤、たまにありますよね。
絵柄同様、豆菓子の種類もたくさんあるので詳しくはホームページをのぞいてみてくださいませ。 ⇒豆菓子ー豆箱
見ていただくと分かるんですが、全部おいしそうなんですよ… 店頭なのであまり悩めず焦りました。(かっこつけ)珍しい「黒豆しょこら」も気になるけど、二つの味が楽しめる「かりっとちょこ豆・ビター&抹茶」も捨てがたい… とさんざん悩んで結局「しみみ・焙じ茶チョコ」にしました。
季節限定の絵柄の場合、中身は固定になります。
例えばいまの時期はこんな令和記念絵柄が購入できます。(干支柄に新元号の文字が足されているデザインのようです)手描きなので入荷数が限られていて令和初日の午後3時ころにはすでに売り切れで買えませんでした…
しみみ・焙じ茶チョコは個包装
買う前に確認していなかったんですが、中身は個包装になっていました。少しづつ食べるのにもシェアするにもいいですね。
豆の入ったおかきに焙じ茶風味のチョコレートがしみこませてあります。しみみシリーズは他にも、きなこ味がありますよ。
しみみ・焙じ茶チョコのお味は?
おかきなしょこら、という名前のとおりベースはおかきです。黒豆がたくさん練り込まれているおかきはそのままでも十分美味しそうなんですが、それにさらにチョコレートがしみこませてあるんだから美味しくないはずがありません。
今回購入したのは焙じ茶味でしたが、甘さ控えめのほどよいチョコレート。(焙じ茶の味はそこまで感じなかったかな…)時折現れる黒豆がいいアクセントになって、しみしみコリコリで非常に美味でした。
甘さは控えめですが、お子さんにも苦すぎるということはないと思います。しみこんでいるおかげでおかきも柔らかくなっているのでお口もとが心配になっている年配の方にもよさそうです。
ニーズがあるのか微妙ですがおかきのサイズ感もお伝えしてみます。(ちょっとぼやけてしまった。爪切り過ぎ)豆がたくさんで嬉しい。
2019年5月1日に店頭で購入したもので、賞味期限は3か月ちょっとありました。贈答用としても安心ですね。
食べ終わったら飾っておきたくなる
お菓子も楽しみましたがやはりメインはこの箱!もちろん捨てずにとっておこうと思っています。
最初にも書きましたがこの箱は紙製なのでとっても軽いんです。なので、重たいものを載せるのはちょっと…というような棚にも乗せられるし、うまいことやれば壁にもくっつけられると思います。
我が家ではKALDIで購入した猫ワンカップと一緒に飾っています。季節限定柄をそろえてインテリアの季節感を演出するのも素敵ですね。
お正月とかおめでたいタイミングなら干支以外にこういうものもあり。
猫の絵柄以外にもおすすめがたくさん
定番も安定のかわいさなのですが、季節の絵柄が豊富なのも萬久さんの豆箱の魅力です。季節のお花だったりイベントだったり遊び心のあるデザインが次々と出されています。限定なのでコレクター心をくすぐられるというのもありますね。
いまの時期は藤の花。素敵な色合いです。
電車好き・新宿土産ならロマンスカーデザインも!
新宿店では限定で、小田急オリジナルロマンスカーデザインも出ていますよ!鉄オタを名乗れるほどではありませんが、特急電車好きなのでちょっと興奮しました。
小田急さんのツイートでは青いロマンスカーMSEが描かれている箱が並んでいますが、先日伺ったときはこの他にも赤色のがありました。じっくり見なかったんですがたぶんGSEかなと。中身も好みにあわせられますし、電車好きのお子さんへのお土産にもいいと思いますよ。
★本館B2和洋菓子売場NEW SHOP<まめや金澤萬久>★
加賀・能登の豆を使った豆菓子を、九谷の絵付け職人が手描きしたパッケージに詰めました♪
新宿店限定の小田急オリジナルロマンスカーデザインも◎#スイーツ #限定 pic.twitter.com/PTT8Th62Q4— 小田急百貨店 新宿店【公式】 (@odakyu_s) October 5, 2016
「母の日ギフト」としてもおすすめの絵柄あり
もうすぐ母の日ということで「母の日限定」デザインも販売されています。中身もパッケージも丁寧に作られたお菓子で感謝の気持ちを伝えるのも素敵ですね。
敬語なので義母さんでも贈りやすいのでは。(考えすぎ?)
わんこ好きならこちらもおすすめ
猫モチーフでも豆でもないですがこの型抜きバウムクーヘンシリーズもとてもかわいいです。特にこの豆しばとかたまりません…
「招き猫@豆箱」買っちゃいました、まとめ
いかがでしたでしょうか。優しい招き猫の表情に癒されつつ、おいしいお菓子もいただけるという至福のアイテムのご紹介でした。
お店自体のファンになってしまいそうな予感のする素敵なお店でした。
【ふるさと納税】の返礼品にもなっていましたよ