ネコと防災

【災害に備える】非常時にも日々の通院時にも使える「大型猫」でもゆったり入れるキャリーバッグをみつけたい。

こんにちわ、ムギンヌです

猫飼いさんの必須アイテムである「キャリーバッグ」。普段は病院に連れていく時くらいしか出番がなかったりしますよね。でも、地震や台風、噴火など災害が発生したときには必ず必要になります。キャリーバッグを選ぶうえでは、そんな「猫と同行避難」という非常事態まで想定して用意しておくと安心かなと思いました。そんなわけで今回は「災害に備える」という部分にフォーカスしたキャリーバッグを探していこうと思います。

ムギが自分で歩くと危ないもんね
おとなしくキャリーで運ばれてね

災害が発生!避難するときに便利なキャリーバッグは?

皆さんは普段どんなキャリーバッグをお使いでしょうか。上の画像のようなプラスチック製のタイプを使っている方も多いと思います。室内ではハウスがわりになりますし、そのまま移動も可能ですからとても便利ですよね。ただこのタイプだとどうしても持ち方は「手提げ」になってしまいます。通院のような普段使いや、非常事態とはいえあらかじめ避難ができる場合にはそれほど問題ではないと思うのですが、地震発生後に避難するよう時は少し様子が変わってきます。

 

避難するときは「手が空くタイプ」が一番。

例えば地震発生後の避難だとします。発生直後は、道路状況も分かりません。倒木や電柱が道をふさいで何かを乗り越えて避難所に行かなければいけない状況になっているかもしれません。そうなると両手が自由になっている方がより安全に避難できますよね。片手がふさがってしまうと命を守ること自体が難しくなる状況も想定外ではないですよね… そう思うと持ち運び方というのはかなり重要だと思います。

手提げ以外の持ち方のバリエーションはいくつかあると思いますが、避難のしやすさを優先するのであればやはり「リュック型」がベストだと思います。安定しそうであれば「斜め掛け」良いと思いますがリュックの方が運ぶ人間の負担も少ないと思います。私も通院用としてリュックになるキャリーを使っていますがやはりとても便利です。

またカートのようなキャスター付きのタイプ多頭飼育で重量がかなりある場合や長い距離の移動では便利ですが、先程考えたように避難経路の状態によっては引きずることが難しくなる可能性もありますね。カートタイプでもいざとなったらリュックや肩掛けなど手提げ以外に持ち方を変えられるものを選ぶのも手だと思います。(その分重量は増えますが…)

 

猫用キャリーバッグは「耐荷重」も大事

「そっかー。じゃぁ、このバッグならショルダーにもリュックにもなるし、これに決ーめた!」と簡単に決めてしまうのはちょっと待った!です。いや、ほとんどのお宅では大丈夫だと思うんですが。我が家のような大型の猫の場合、気にしなければいけないのはバッグの「耐荷重」です。

例えばちょっとAmazonの「猫用キャリー・カート の 売れ筋ランキング」をのぞいてみますとですね。ランキング5位のこちら。

リュック、ショルダー、手提げの3通りの持ち方が可能で、車のシートへの固定もできる優れもの。とても便利そうだなーと思うんですが、仕様を確認すると「適応体重:5kg以下」となっています。

我が家のムギは5キロオーバー…。ジャスト5キロだとしてもそもそもギリギリなのは商品の耐久性が心配になりますよね。耐荷重5キロであれば、実際は3キロから4キロ後半くらいまでがベターなのかなと。

 

猫用として探していると普通体型の猫やチワワやトイプードルのような超小型犬を想定して作られている製品が多いので大きめ猫には向かない場合が多いので注意が必要です。

 

猫が窮屈にならないサイズのバッグを探そう

ただでさえ猫にとってストレスになる移動。大型猫ではないとしても少しでも余裕のある空間を用意してあげたいですよね。仔猫や標準体型の猫であればどれを選んでもそこまで問題にならないと思いますが、大きめ猫や2匹一緒に運びたいというニーズもあると思いますので、今回は大きめ優先で探していきたいと思います。キャリーバッグの場合は大は小を兼ねます。

我が家がいま使っているのはリュック含む3WAYタイプ

我が家はここのキャリーバッグを使っています。

値段相応のしっかりしたつくりで、耐荷重も7キロまでなので安心して運べます。3WAYですが私は断然リュック派。背中側に背負うほど長い距離の移動はないのでもっぱら体の前に抱える形で移動しています。カバン自体が少し重いのがネックかもしれませんが丈夫さを取ると少し重さが出てしまうのは仕方ないかもしれません。

楽天でセールの時に購入したので送料込みで8,000円くらいでした。しっかりしたつくりで1万円以下なのは比較的お手頃かとは思います。ただ耐荷重の割にちょっと内部が小さ目に感じます。我が家のムギ(5キロちょい)を入れるとみっちりしちゃうんですよね。。横幅31センチだと大柄猫にはちょっと窮屈かもしれません。ムギサイズだと横幅は40センチ以上ある方がよさそうです。もう少し横長のものを探したいと思っています。

 

でも耐荷重は多ければ多いほど良いと思うので標準体型の猫で、「より丈夫なバッグが欲しい」というニーズにはとても良いバッグだと思いますよ。

 

耐荷重6キロ以上のキャリーバッグ 8選

【eMus/エミューズ】オリジナルリュックキャリー(M)

値段は張ってもしっかりしたものがいいという方はこちらがよさそうかなと。本体自体が計量にできているので運びやすそうです。ただ横幅があるけど奥行きがちょっと狭めです。体長は長いけど細身の猫向けですね。

 

【サイズ(外寸)】約幅45×高さ39×奥行25 .5(cm)
【サイズ(内寸)】約幅42×高さ39×奥行18(cm)
【材質】EVA素材(底面) 付属品:ショルダーベルト、着脱式固定フック
【耐荷重】10kg。

 

WINSUN ペットキャリーバッグ(税込4,990円)

普段使いのリュック用なオシャレデザインがポイント。こちらも本体1.1キロなので計量です。ほぼほぼ今我が家で使っているのと同じ感じですね。

本体サイズ縦36*横34.5*マチ27(cm)
ポケット*2・底板*1・飛び出しリード1本
大窓と小窓の2重構造。
本体の重量:約1.1kg
耐荷重目安:約6.5kg

 

Dadypet ペットキャリーバッグ

最近よく見かける拡張可能タイプです。これって便利ですよね。考えた人すごい。暴れまくって破り出てしまうような猫でなければ使い勝手は悪くなさそうです。

残念ながら背負えませんが、肩掛けにはできるので手は空くタイプです。ごろんと横になりやすい横長型は肩掛けにしかない良さですね。

 

ペットキャリー Lantoo 

肩掛けの拡張タイプでもうひとつ。こちらも良さそうです。拡張スペースの大きさを取るならこちらかな。でも耐荷重が6キロまでと落ちるので愛猫のサイズによっては厳しくなります。(我が家は無理…残念)

適応ペット体重:6kg以下

サイズ:
バッグサイズ:長46*幅28*幅28cm
展開サイズ:長90*幅73*高28cm

 

ペキュート[Pecute] 拡張可能バッグ 

ペキュート[Pecute] ペットキャリーバッグ リュック 容量を拡張可能なバックパック ペットのキャンピングカ...

こちらも同じく拡張可能タイプでリュック型です。耐荷重10キロと安心です。高さが結構あるのでお座りポーズでも余裕がありそうです。

サイズ:幅34cmx奥行27cmx高さ45cm
展開サイズ:幅34cmx奥行62cmx高さ45cm
本体重量:1.9kg。
適正体重:10kgまで

 

リュックバッグ 宇宙船カプセル型

ちょっとおしゃれなのがお好みならこちらもいい感じです。宇宙船型…?サイドの透明な感じがそうなんですかね。よくわかりませんがかわいいです。w

横幅36なのでムギ用バッグの買い替えとしてはちょっと物足りない感じですが。。シンプルでよさそうです。

 

製品仕様:サイズ(約)40*36*30cm,
本体重さ:約1.3KG
体重約9KG以内の猫と犬が適用されます。

 

Pettom ペットキャリー キャスター

長い距離を移動しそうだとか複数匹の猫に入ってもらうならこれくらい広いものだと安心かもしれません。重量が2.6キロあるので中に猫を入れたら相当な重さになりそうですが、いざとなれば背負うことも可能です。

ムギを入れて背負ったらもう修行です…

 

【本体サイズ】横幅43cm奥行30cm高さ43cm、重量:2.6KG耐荷重10kg

 

AirBuggy for Pet 3WAY

かなりワイドな製品も見つけました。中型犬向けのような感じになっていますがもちろん猫でも大丈夫です。47センチは大きい!2匹の移動も可能そうです。

大きさゆえ本体が1.8キロあるのがネックですが、背負いやすいように考えられているということなので大丈夫かなと。大きいのでお値段はしますね。うーん。悩む。

 

■サイズ:[外寸]高さ43cm×底部分の幅47cm×底部分の奥行25cm
重量:1.8kg(実測)
■適応体重:約9kg(体型によって入らない場合があります)
■耐荷重:15kgまで
■対象犬種:ミニチュアダックスフンド、チワワ、トイプードル、ミニチュアシュナウザー、パグ、シーズー、ペキニーズ、フレンチブルドッグ、柴等の適応体重以内の小型~中型犬種。または猫やうさぎ
■材質:
[表地]クールグレー:ポリエステル/ブラック:ナイロン
[裏地]素材共通:ナイロン
■生産国:中国

 

レギュラーサイズはAmazonで買えますね。

ワイドサイズなら楽天。

オフィシャルサイト

AIRBUGGY AIRBUGGY OFFICIAL ONLINE STORE

 

 

避難グッズも一緒に運べる「防災」キャリーバッグ

猫との同行避難を想定してしっかり備えたいという方にはこんな商品もオススメかもしれません。

LEONIMAL リュック型ペットキャリー GRAMP

なかなかいいお値段がしますが、ここまでマルチウェイなキャリーは画期的かもしれません。拡張タイプなので避難先でケージとして使用することも可能です。移動用キャリー、ポータブルケージ、猫用品を入れる防災リュック、これらすべてを満たすという意味では許容範囲かもしれません。

普段から出しておいても違和感のないデザインも素敵です。

ただ、マルチであるがゆえに本体重量が3.3キロありますのでそこは覚悟と注意が必要です。でもリュックとして背負うことが可能なので、手提げタイプよりは負担は軽いと思います。

◆size
折りたたみ時/高さ42×幅41.5×奥行25~30cm
ケージ拡張時/高さ32~42×幅77×奥行37cm
箱サイズ/幅45×奥行40×高さ42cm
持ち手内周:約43.5cm
フロントポケット(マチ付き):縦20×横32×マチ3~20cm(ファスナー付)
ボトムポケット(底部分):縦24×横40×厚さ2.5cm(ファスナー付)
サイドポケット:縦15×横13~15cm、縦15×横22cm
重さ:約3.3kg
耐荷重:10kg(ペットの体重は8kgまで)
付属:布(縦145×横145cm)、取扱い説明書

 

 

避難も想定したキャリーバッグ選び、まとめ

いかがでしたでしょうか。我が家がムギを迎えるためにキャリーバッグを探していたときより種類がとても多くなったと感じます。大事な猫を運ぶバッグなのできちんと見極めて選びたいですよね。いざという時に慌てないで済むように、備えは今すぐ!ですね。

もうちょっと痩せてくれると選びやすいんだけどね…。
どき・・・