漫画の海

【2018年-映画化】『坂道のアポロン』(作者:小玉ユキ)昭和が舞台だけど違和感なし。いつの時代も変わらない音楽がつなぐ絆と甘酸っぱい青春の物語。

こんにちわ。猫と漫画を愛するムギンヌです。

今日は猫をお休みし、漫画の海を泳ぎます。毎度言ってますけど、リアルでは泳げません。。豪華客船には乗らないように生活しています。ということでどうぞ。

 


※記事内で使用している画像はすべて『坂道のアポロン』(作者:小玉ユキ)より引用させていただいております。

 

『坂道のアポロン』という作品です。作者は、小玉ユキさん。 今回初めて読みました。LINEマンガに掲載されていて、絵柄にひかれて読み始めました。すっかり夢中になってしまい、漫画喫茶で全巻読破しました。(漫画アプリの思うつぼ)

 

どんな話?

物語は、1966年(昭和41年)の日本です。主人公の薫(カオル)は、幼いころから、転校の繰り返し。学校は全然楽しい場所じゃなくなっていました。そんな薫が、また転校。今度は横須賀から地方の高校に転校することになったんですが。方言もあり、やはり壁を感じる

いつも通りやり過ごすだけの高校生活を送ろうとしていたのに、初日からど派手なやつに出会ってしまうわけなんです。それが後に一緒にJAZZセッションをやることになる「札付きの不良」の千太郎(そういえば札付きってどういう札なんだろう…)が恋心を抱くことになる 律子とも出会うことになります。

この時代ならではの障害も絡み、思春期らしい悩みとともに、どんどん成長していく姿に心を打たれます。青春駆け抜ける薫たちの、三角にも四角にもなる恋の行方にも注目。名作です。

どんなキャラクターが出てくるの?

西見 薫 (主人公)

動く前に考えちゃうタイプのTHE優等生。

クールなすかしキャラを演じようとするんだけど、本心ではめっちゃ焦ってたり、びびっていてかわいい。(笑)たまに律子への恋心が、妄想の中で暴走してしまうのも面白い。

ずっと習ってきていたピアノがきっかけで、千太郎たちとJAZZのセッションをするようになります。

 

川渕 千太郎(クラスメイト)

いわゆる不良学生。

喧嘩っぱやく、クラスメイトにも恐れられているけど、実はいいやつという鉄板。(笑)薫の良さをいち早く見抜いて、懐にぐいぐい入っちゃいます。

明るい髪の毛の色は実は地毛。彼もまた、複雑な生い立ちを抱えています。薫より千太郎タイプのがモテるんだろうな…

 

迎 律子(ムカエ リツコ)

 

 

 

 

 

薫が好きになった女の子。クラス委員やってる健気ないい子。読み始めてすぐ感じるフラグどおり、千太郎。。薫。。。(涙)

 

おすすめのポイントなどなど

JAZZの演奏シーンが素敵

本当に音楽が聞こえてくるような楽しそうな表情がとてもイイんです。

この時代ならではの恋模様

この時代特有の、もどかしい恋模様がなかなか新鮮です。

男女の距離感が基本的に遠い。だからこそ、近づけることの嬉しさとか恥ずかしさとかがあって、見ていて幸せな気持ちになれます。 きゅん…

 

 

実写映画が公開中!

そして、今年2018年にいよいよ映画が公開されますよね~。音楽のある漫画の実写化は期待してしまいます。

http://www.apollon-movie.com/

気になるキャストはというと…

映画「坂道のアポロン」キャスト

 薫:知念侑李

 千太郎:中川大志

 律子:小松奈菜

ほほぅ…ビジュアル的にはなかなか近いのでは?という印象です。個人的には、淳一役が、ディーン・フジオカというところが気になります。歌うんだよね、きっと。。(苦笑)主題歌が小田和正っていうのもずるい…いいに決まってるジャマイカ…

 

ちなみにアニメ化はすでにされているようですよ~絵がかわらなくていい感じ。

Screenshot of www.noitamina-apollon.com

 

レビューで、アニメから漫画を読んだって方もちらほら見かけましたよ。

 

まとめなひとこと

音楽ネタというほど音楽に偏ってるわけでもなく。時代設定が古いから、理解できないというほど昔でもなく。現代の話じゃないと…というひともOK。

私も、現代の話かと思って読み始めてました。番長的な言葉が出てきて、あ、昔の話なのねと思った感じです。昔の話はちょっと…といひとにも入り込みやすい漫画です。

映画公開中というタイミングなので、知念君ファンとか、映画を観る前に予習がてら読むのもいいかも?(映画のあらすじをみる限り、細かい設定は少し違うようですが…)

観てから読むのもよいですしね~ まーよーうー。

 

 

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