自動給餌器・給水器

【自動給餌器トラブル】こじあけちゃう、倒しちゃう。そんなアグレッシブな猫への対策は?

こんにちわ、ムギンヌです

猫の性格やライフスタイルにうまくハマればとても便利な自動給餌器ですが、そこは猫も十猫十色。個性ゆえのトラブルはいろいろあるようです。今日はそんな自動給餌器を導入してからの困り事がテーマです。

今回は、おそらく一番多くて手ごわい「強引に餌を出そうとしてしまう猫」への対策です。

自分で出せるもんなら出したいけどね
無理そうなことにはトライしないタイプだよねキミは。

「自動給餌器あるある」な「こじあけ」「転倒」

自動給餌器からエサを食べてくれるということで一安心したものの、自力でエサを食べようとしてしまう猫も多いようです。食に積極的な猫であればエサが入っている入れ物が気にならないはずはないですよね。

「この中にたくさんカリカリが入ってる!」と何とか取り出そうとしちゃう猫も多いようです。パカパカタイプや回転タイプであれば蓋をこじあけようとしてしまったり、大容量タンクタイプであれば自動給餌器に登ってしまって倒してしまったりとなかなかアグレッシブな猫も多いようです。

飼い主さんは大変だと思うのですが、かわいい…♡

 

食べ過ぎや誤飲などのトラブルも心配

こじあけることに成功して中に入っているエサを全部食べてしまった場合、次のエサの時間に何も食べられなくなってしまいます。大容量タンク型の場合であれば、タンクごと倒してしまって中のエサが全部こぼれてしまったら部屋は大惨事ですし、それを好きなだけ食べてしまったなんてことになれば吐き戻しなどの体調不良の原因にもなりかねませんよね。

あまりないことかもしれませんが、こじあげる過程で破損したパーツや本体のかけらなどがエサと一緒にまき散らされて、誤って猫が口にしてしまっても大変です。




 

どんな対策をとればいいのか

触ってほしくないものは手が届くところに出しておかない、というのが基本だと思うのですが自動給餌器の場合そうもいかないんですよね。エサの時間にはちゃんと食べてもらわなければ困ります。

エサが入っていることはお互い知っている(人間も猫も)状態でいかに猫にいたずらされないようにしておくかが問題です。

パカパカタイプならふたが開けづらいタイプを選ぶ

パカパカタイプや回転式の自動給餌器は「こじあけ」にはとても弱いと思います。実際自分の愛猫に使ってみないと分からないものではありますが、心配そうであればこじあけづらい構造になっているものを選んであげた方が安心かもしれません。

 

こちらは本体のフチがふたより高くなっているためフタの隙間に爪などをひっかけることができなくなっています。

 従来のペットセーフ「おるすばんフィーダー」シリーズ製品とは異なる製品設計が採用され、とても賢いペットがフタを叩いたりしてもフタが開くことはありません。しっかりと確実に食事量のコントロールもできます。 (引用:Amazon商品ページ)

 

 

これは回転タイプですが、フタとなっているカバーにロックがかかっているため猫には開けるのが難しい構造になっているようです。

“いたずら対策も万全。留守中も安心”
フードカバーはロックボタンを押さないと外れない構造なので、賢い猫ちゃんでも勝手に開けることはできません。給餌器本体も平らで重量もあるので、ひっくり返して壊されてしまう心配もありません。(引用:Amazon商品ページ)

 

大容量タンク型は転倒防止対策を

大容量タンク型はやはり大きさがあるということで上に登ってしまったりして倒してしまうことがあるようです。エサが全部出てきてしまうことももちろんですが、倒れた拍子にケガをしてしまったりしても大変ですから、自動給餌器を導入する猫の性格によっては対策を取られている自動給餌器を選んであげる方が安心かもしれません。

 

転倒防止ベースがセットになっています。完全に床に固定しているわけではありませんが重心も下がっているので簡単には倒れないようになります。

 お留守番中も安心!ロック機能 &オプションの転倒防止ベース
イタズラ好きなわんちゃんやネコちゃんのお留守番中、ペットフィーダーを倒してしまわないか心配…そんな声にお応えして、フタが外れにくいようロック機能を搭載。さらに、オプションの転倒防止を付ければ転倒しにくくなるので、お留守番中も安心です。(引用:Amazon商品ページ)

 

 

こちらはルスモの最新機種です。台座面を広くすることで簡単に倒れてしまわないように工夫されています。

ルスモアドバンスは、ペットのいたずら対策にも工夫しました。 (中略) ③本体が簡単に倒されないよう台座面を広くして安定させる「転倒防止スタンド」などです。(引用:Amazon商品ページ)

 

いま販売されている製品はフタにロックがかかる製品がほとんどですが、まれに簡単にフタが開いてしまう構造のものもあるようです。必ず確認しましょう。

 

DIYで工夫して猫と自動給餌器を守っている方も

対策をとって設計されている自動給餌器でもやはり猫に勝てない場合もあります。ふたを強化してみたり目張りしてみたり自分たちで工夫されている方も多いようです。猫にも人間にも使いやすい環境にしてあげるってすごく大切ですよね。みなさん素敵な飼い主さんですねぇ。猫さんも幸せ。

 

飼い主さんの気持ちがすごく分かる貼り付け方。(*´艸`)

https://twitter.com/KK55180261/status/1124765032464576512?s=19

 

こちらは転倒というより盗み食いですかね。すごい!

 

パカパカタイプであれば周囲から手や口が入らないようカゴにセットしてしまうのも有効なようですよ。

100円均一で売っている浅いプラスチックのあれですね。いまはかなり色々なサイズがありますので探してみるとちょうどよいものがあるかもしれません。

自動給餌器を100均の店頭にもっていくわけにはいかないのでしっかり調べて(もしくは型紙つくって)うまくハマるものを探したいですね。

 

自動給餌器からのエサに興味を持ってくれるだけ助かる

でも自動給餌器を導入してもエサを食べてくれないという悩みも聞きますから、積極的に食べてくれるだけまだ助かるのかなーとも思います。

そもそもカリカリなどドライフードの臭いってなかなか強めですよね。メーカーや味付けによっても変わってくるとは思いますが基本的に猫の食いつきを考慮して臭いは強めに作られていることが多いと思います。

いま発売されている自動給餌器の多くは「密閉型」を謳ってるものも多いですが、正直なところ完全な密閉はなかなか難しいとは思いますが… 大好きなエサのニオイがぷんぷんしているんですから興味を持つなというのも無理な話ですよね。

いま我が家にある「ルスモ」と「わんにゃんぐるめ」ですが、実際鼻を近づければカリカリの臭いはします。部屋中に臭いが充満しているということはありませんが、鼻を近づければカリカリの臭いはしています。

いつか慣れて(諦めて?)おとなしく時間を待ってくれるようになればいいですよね。それまでは人間側で対策をとっていきましょう!

 

 

待ってればいつかはエサはでる
いや、出るまでのアピール半端無いよねキミ…