お食事はウェットフード(缶詰/パウチ)派という猫さんもたくさんいますよね。今回はそんな猫さんにおすすめの自動給餌器を探してみましたよ!
ウェットフードが使える自動給餌器ってどんなもの?
自動給餌器は大きく分けると2種類のタイプがあります。一番の違いは、中にセットできるエサの種類の違い。ドライフード(カリカリ)専用と、ドライフードとウェットフード(缶詰やパウチ)のどちらでもセットできるものとに分けられます。
ドライフード専用というのは、我が家のムギが使っているルスモのような「大容量タンク型」
もう一方が、平置きスタイルになっているタイプ。今回の主役です。
フタの開き方によって「パカパカ型」「回転型」に分かれますが、いずれもトレイのスタイルなので、缶詰やパウチなどのウェットフードをセットすることが可能になっています。
「パカパカ型」は比較的安価なのもポイント。ウェットでもドライでもOKですし、「たまにお出かけするときくらいしか使わないから」という場合にも使い勝手は良いと思います。
ウェット向けは「パカパカ型」と「回転型」の2種類
設定した時間になったらフタが開く「パカパカ型」は2食分が一般的です。連結されているタイプを選べばバラバラにして使用することも可能。3食以上セットしたい場合は、単品を買い足すか、フタが回転するタイプの「回転型」選ぶことになります。
手動オープンして置いただけならスムーズに食べました。付属のトレーはプラスチックなので雑菌や臭いが取れなさそうだからいつもの皿が入ってよかた(^^)明日の留守中はカメラでチェックしてみよう。#給餌器 #猫 #スコティッシュ #シャルトリュー #おるすばんフィーダー pic.twitter.com/pcjVF2x9H7
— The king (@craigd_yo) January 24, 2018
フタが真上に開く「パカパカ型」
フタが回転する「回転型」
ちょっと変わった「シャッタータイプ」
「パカパカ型」には「アナログ」と「デジタル」がある
「パカパカ型」を選ぶときに注意したいのが、タイマー設定について。アナログかデジタルかで設定方法が違います。
どちらとも「今から○時間後にフタを開ける(=エサをあげる)」という設定にはなりますが、デジタルタイプは液晶画面とボタンでセットが可能。残り時間などもカウントされるので分かりやすいんですよね。その分価格は上がりますが、ダイヤルの耐久性なども考えるとまぁ妥当かなと。
- 「アナログ式」でも「デジタル式」でも、「○時間後」という設定方法は同じ。
こじあけにも注意が必要
このタイプに共通して言えることなんですが、アグレッシブな猫の場合、フタをこじあけてしまうというリスクがあります。フタとの隙間に爪や牙を差し込んで、引っぺがしてしまうことができるので、周到な対策が必要になります。
使ってる方のアイデアで見かけたんですが、A4くらいの浅いプラケース(100均とかにある)に丸ごとセットしてしまうのも有効なようですよ。うーん、賢い。
※ケースを用意する場合は、フタの可動域含めよくサイズを計ってから購入してくださいね!
パワープレイの子もいる…w
これは自動餌やりマシーンを導入した姉家の猫 pic.twitter.com/WiQiKuduK8
— ワクワク (@wkwkmikeco) May 26, 2019
「パカパカ型」のおすすめ自動給餌器 2選
いくつか出てはいるんですが、正直そんなに大差がないんですよね。超簡易型ですので、価格優先で選ぶ場合がほとんどだと思います。
おすすめということになるとこちらの2つ。
おるすばんフィーダー2食分(アナログタイマー式)
ランキングでも常に上位です。2食分で3,000円以内ですし、挑戦しやすいお値段かと。「今から○時間後」とダイヤルをギリギリ回す設定方法さえ気にならなければ、これで十分だと思います。連結タイプというのもポイント高いです。
食器部分にフードを入れます。 蓋を手で閉じたまま、ツマミを回してタイマーを希望の時間にセットします。(Amazon商品ページより引用)
スイッチをオフにしておけば、「フタを開かないようにする」という設定は可能なようですが、タイマー自体は周り続けるようです。電池は消耗するということですよね。電池そのものを抜かないといけないのはちょっと面倒かな。
保冷材もセットできますが、ちょっと小さめ。心配なようであれば、浅い発泡スチロールか何かの箱に大きい保冷剤を下に敷いて、この自動給餌器をセットしたらちょっと違うかもしれません。
レビューを見ると、これを使えば2,3日の旅行もOK!という方もいるようですが、私自身はちょっと不安かなと感じました。早く起こされちゃう朝ごはん、遅くなる日の夕ご飯、せめて1泊2日のごはん、くらいのイメージです。
ペットセーフ おるすばんフィーダー (デジタル式)
ダイヤルを回すタイプはちょっと…という場合はこちら。お値段は一気に上がりますが、安心感が違いますね。
上の画像の液晶の「3」という数字は、3時間~3時間59分以内にフタが開くということ、左向きの矢印は左側のトレーについて設定していることを意味しています。なお、分単位での設定はできませんが、フタが開くまでの時間が1時間を切ると「59」など、残り時間が分単位で表示されます。(Amazon商品ページより引用)
唯一で最大の理由は、価格が高いってところなんですよね… ここまで出すならもっと設定がしやすい「回転型」を選んでもいいのかなと。
ただ、シンプルな長方形なので見た目はすっきりしています。回転型は割と幅を取るので、ケージの中に入れたいとか廊下のすみに置きたいとか、置きたい場所に制限がある場合にもこちらを選ぶメリットはあるのかもしれません。
「回転型」のおすすめ自動給餌器 2選
続いては、5食~6食の給餌が可能になる「回転型」のタイプです。機能がUPしてくるので給電スタイル(乾電池/電源コンセント)なども変わってきます。
「パカパカ型」より販売されている種類は多いですが、仕様やレビューを比較すると、自分だったらこの2つから選ぶと思いますということで厳選。ではどぞ。
JUNSPOW 自動ペットフィーダー
まずは6食までセット可能なこちらの製品。
給電は乾電池のみというのがわたし的には残念ポイントですが、置き場所が限定されない点では、コンセントだけという製品よりは使い勝手が良いです。ただ、電池切れに注意が必要。
こちらの何が良いって、きっちり6食セットできるところだと思います。
「回転型」はその名の通りフタが回転するんですが。たいていの製品の場合、食べる枠の分だけ開いているフタが移動していくことスタイルなんですよね。つまり、スタート部分の枠はフタがない。つまりは、セットした瞬間食べられてしまいます。(ムギの場合は確実に)なので予約できるのは最大からマイナス1食分になります。
この製品もフタが回転するという仕組みは同じなんですが、食べるための枠に可動式のシャッターがあります。動画で確認できないのであれなんですが、おそらく1食目も時間設定できるんじゃないかなと。(回転することによって押されて開く、と思うんですが…)
レビューが揃って「説明書の理解が難しかった」とあるので、そこはちょっと覚悟が必要かもしれません。w でもデザインもシンプルですし、きちんとロックもかかる仕組みもよさそうです。
WAGWAGオートフィーダー
もうひとつはロボット掃除機のようなイメージのこちらです。
比較的新しい製品だと思います。最大5食ですが、最初の1食は丸出しのタイプですね。(言い方)こちらのおすすめポイントはやはり、乾電池&電源コンセントの2WAYタイプというところ。普段使いするのであれば電源コンセントから給電できる方がやはりおすすめです。電池切れや停電の心配がありません。
ちなみに「回転型」は、単2電池を使うのが主流のようです。単2…ほかに使いませんね。。自動給餌器のためだけに買い置きが必要になるので少々面倒です。
電話サポートも受けられるというのは安心ですね。難解な取説に不安がある方はこちらの方が安心かもしれません。デザインの好みもあると思いますし、1,000円くらいの価格差をどう取るか、ですかねー。
ウェットフード派の猫のため自動給餌器、まとめ。
ごはんはウェットフード派!という猫さん向け特集、いかがでしたでしょうか。お留守番のときだけ、苦手なドライフードになるとかかわいそうですもんね。大好きなご飯で、良い子で待ってて欲しいものです。
ご飯だけではなく、おやつを入れてもよいですよね。室内温度に注意してあげられれば、チュールのようなものを入れておいてもお留守番のご褒美になるかもしれません。
どんなタイプを選ぶ場合でも、必ずお出かけの前にテストしてから使用しましょう。初期不良の見極めはもちろん、怖がってしまう猫もいるので要注意です。