ペットシッターさんに愛猫ムギのお世話をお願いして海外旅行へ行ってきました。①②③④と続いているシッターサービス利用記録ですが、今回は前日準備までをまとめます。
心配を取り除くためにいろいろ準備していきましたよ!
室内の事前準備について
事前打ち合わせまで済んだのであとは当日を待つばかりとなります。ここまでの経緯はこちらからご覧くださいませ。
事前打ち合わせのときにいろいろ伝えてはいるんですが、あとになって『あ、これも言っておきたい!』『やっぱりこうして欲しい…』というように思いつくことがあったりするんですよね。
事前打ち合わせでシッターさんに説明しているときも「メモを取ってくれてるけど、あまりに細かいこと言いすぎても困るかな」という心配があったので「伝えきれないところはメモを残しておこう」と決めていました。
シッターさんへのこまかいお願いは貼り紙で
旅行中は、猫の生活に無関係な部屋は極力閉め切っていこうと思っていました。
鍵をかけるわけではないのであまり意味はありませんが、他人が家に入るということもありますし、猫のいたずらや怪我防止という点でも行動範囲は狭めたいなと。
そのひとつに寝室もあったのですがここが迷いました。日中のお留守番時も閉めているので昼間は問題ないと思うんですが夜は私たちと一緒にその寝室で寝ているんですよね…
だから、夜になっていつも一緒に寝る部屋に入れないとなると「この中にみんながいるのかもしれない」と勘違いして騒いでしまわないか心配でした。
開け放しておいて布団で粗相をされても困るというのもあり、(これまで一度もないのですが)開けていくかどうか最後まで迷いましたが、結局開け放していくことにしました。
メッセージはA4サイズの用紙に書いておいた
事前打ち合わせのときと状況が変わっていることをシッターさんに伝えておきたいと思い、入口の扉横に貼り紙をしておくことにしました。
最初はポストイットのような小さな付箋でいいかなと思ったのですが、分かりやすくするためにA4用紙に大きくメッセージを書いてマスキングテープで目立つ位置に貼りつけることにしました。
内容はこんな感じで。
1階リビングのコタツの中にいなければ、
この部屋にいるかもしれません。(布団のうえがお気に入りです)
そのほか、開け放しておきたい扉のそばには「閉まってしまわないように(ストッパーがちゃんときいているか)みてあげてください」と書いてみたり、
万が一ムギが出てこなくて探すことになったときに役に立つようにムギがよくいる場所をお知らせしてみたりといろいろな説明を家中にペタペタ貼りました。
A4サイズで貼っておいたのでメモの紛失の心配や(落ちていても気づきやすい)指示が伝わるかどうかの不安もなくこちらとしても安心できました。
おやつ・おもちゃのセッティングについて
我が家の場合、トイレ・餌のチェックが済んだら時間の許す限りムギをかまってもらいたいという希望がありました。
ムギは食いしん坊猫なので「おやつくれる人はいい人」という図式が簡単に出来上がるだろうということで(みごとに的中します…)シッティングの際に、『おやつ』をあげてもらうことにしました。
それで懐柔してもらい、猫じゃらしなどで遊ぶか大好きなブラッシングをするかしてもらって仲良くなってもらえたらなと。
猫が開けられない素材の入れ物を用意
おやつなど特に、表に出しておけばムギにバレて食べられてしまう可能性がありますから、ちょうど家にあったIKEAの蓋つき缶にまとめて入れておくことにしました。
こんな缶です。使ったのは一番大きいサイズ。(画像はお借りしました)
中に入れておいた物
チュール系、カリカリ系と違う種類のおやつを入れておきました。病院に連れていかなければいけないとか不測の事態で必要になるかもしれないと考え、日数分より若干多めに用意しておきした。
「仲良くなろうアイテム」のブラシもその中へ。猫じゃらし等のおもちゃはさすがに入らなかったのでひとまとめにしてムギからは見えないソファの横にセットしました。
「猫の好きなものメモ」を用意
おやつとおもちゃの入った缶本体にもメモを貼りました。中身についての細かい説明です。(一応おやつの好みも書いたりしましたが、ムギはなんでも食べるんですけどね…)
また、おもちゃについての説明や(○○のじゃらしが一番好き、とか)リビングにいるときのムギの挙動などはコタツの天板の上に、簡単な図入りで書いて貼っておきました。
ちなみに、この『好きな物説明メモ』はシッティング終了時に持って帰ってくれました。きっとファイリングしてくれるんでしょうね。助かります。
室内を片づける(現金、貴重品など)
他人が家に入る以上、家の中はある程度片づけておく必要があると思います。
物の配置や掃除などは個人の感覚次第で良いとは思いますが、やはり一番気にすべきは盗難の問題だと思います。
現金や通帳、印鑑など、いわゆる金目のものは確実にしまっておくべきです。信頼しているとはいえ「魔がさす」という言葉もあります。不用意に目につく場所に置いておかないのもお互いのためだと思います。
「いつもの場所」でも、出発前に再確認を
また、「いつもきちんとしまってある」という場合でも出発前に一度確認をしておくと良いかもしれません。
実際はずっと前に紛失していたのにシッティング後に気が付いて「もしかしてペットシッターをお願いした時に…?」となってしまうのは避けたいですよね。
お互い気持ちの良いシッティングサービスになるように、こちらも気を付けておくことは大切だと思います。
シッティングに来る時間帯と報告メールについて
事前打ち合わせで決まっていると思いますが、シッティングに来てもらう時間帯について再度確認をしておく必要があります。
通常であればシッティングは日中が多いようですが、我が家の場合普段から日中はひとりなので、できる限り夕方から夜間にシッティングに来てもらいたいと思っていました。
この辺りはシッターさんの抱えている案件などで対応可能かどうか変わってくるとは思いますが、我が家がお願いした方は昼間のシッティングが多かったようで夕方以降でお願いすることができました。
住人以外の家への出入りについて
今回夜間のシッティングですんなり引き受けていただけましたが、シッターさんによっては日中限定というのもあるかもしれません。この辺りは依頼するときに確認が必要ですね。
客先の家に夜行くのはやはり抵抗あるでしょうし… 長くやられてた方なら慣れていると思いますが、事前打ち合わせが昼間だった場合とか家のイメージも違いますからたどり着くのも大変ですよね。
そう思うとシッターさんの外見の印象って大事なのかもしれませんね。昼間だとしても、鍵がスムーズに開かなくて玄関先でガチャガチャやることになったりした場合。その姿がご近所の目にどう映るか…
通報でもされたら大変なので、口うるさい心配症のご近所さんがいる場合は、事前に伝えておくのもありかもですね。
LINEやメールで画像付きの報告を受け取れる
シッティング中に報告をもらう手段についても確認と準備が必要です。
シッティングの報告は「1日1回、写真と一緒に報告」というのが主流のようです。我が家がお願いした方はメールで報告ということだったので、Gmailで受け取ることにしました。問い合わせの段階でメールのやり取りはしていましたので、報告もそちらのアドレスにということになりました。Gmailならスマホがあれば海外でも確認できますしね。
最近は、LINEでの報告というかたちをとっているかたも多いようです。確認しやすいですしそちらの方が便利かもしれません。リクエストがあれば動画を送るというシッターさんもいるようなので、希望があれば事前に相談しておくといいと思います。
私は、予約がきちんとできているか心配だったので出発前日にもメールをしました。きちんとお返事が来たので安心して出発できましたよ。
出発までの準備、まとめ
ペットシッターをお願いするのは初めてでしたし、不安はたくさんありました。
必要以上に準備したかなという気もしましたが、ここまでやっておいたおかげで旅行中に「ああしておけば…」とか「大丈夫だったかな…」と心配になることはありませんでした。備えあれば患いなしといいます。やれることは全部やって猫も人間も安心できるお留守番をさせてあげたいですね。
さて、次はいよいよ当日のレポートです。ムギの運命やいかに…!