新元号も発表され、いよいよ改元WEEK!(こんな言い方してもいいのだろうか…)「天皇の即位の日及び即位礼正殿の儀の行われる日を休日とする法律」(長いな)ができていつものGWと合体し10連休となる方も多いですね。
いつもより長いお休みを取れる場合など猫飼いの皆様もちょっとした旅行やお出かけをしたいなと思ってるかもしれません。きちんと準備して対策を取ってあげれば皆様のお宅の愛猫も上手にお留守番できるかもしれませんよ。
猫のお留守番は何日まで可能なのか
はじめてお留守番をしてもらう場合に一番気になるのがここですよね。ネットの質問サイトにも定期的にこの種の質問があがっているようですが、それに対する答えも様々です。
よその猫飼いさんの実体験で「○○日まで大丈夫だった」とか「猫という生き物はエサと水さえあれば○○日まで大丈夫」という究極論で安心できる場合もありますが、実際自分の飼っている猫が大丈夫なのかどうかは判断が難しいですよね…
結局は猫の個性や生活スタイルによる
健康に問題のない猫であれば、餌とお水さえ確保されていればある程度のお留守番は全然問題ないと思います。実際我が家のムギも普段から日中はお留守番生活で自動給餌器からのエサに慣れているからというのもあって1泊のお留守番は余裕です。(たぶん2泊くらいも)
だからといって「(ムギが平気だから)他の猫だってみんな1泊くらい問題ないと思います!」とは言えません。さびしがりの猫、警戒心の強い猫、ルーティーン通りの行動を好む猫、本当にさまざまですもんね。
自分の飼っている猫がお留守番できるタイプなのか、お留守番のしやすい環境を用意してあげられそうなのか見極めてあげる必要があると思います。
さぁお留守番に挑戦。まず「エサやり」をどうするか
お留守番に挑戦できそうなタイプだと判断できた場合、お留守番環境を考えるうえでまずクリアしなければいけないのが「餌やり」です。日中だけのお留守番であれば出発前と帰宅後にあげれば大丈夫という場合もあるかもしれませんが泊りがけのような場合はそうはいきません。
エサを多めに用意しておく
まず思いつくのがこちらだと思います。1食もしくは2食ぶんくらいを目安に多めに用意してあげる方法があります。一度食べて、おなかが空いたら残りをまた食べる。理想ですよね。って…
これができる猫って存在するのでしょうか…
我が家のムギをみている限り、こんなことができる子は神の域に感じます…。ムギはあればあるだけ食べることでしょう… そうして次のご飯タイムに足りないと鳴く…
一度にたくさん食べ過ぎて吐いてしまう猫もいますので注意が必要です
「エサやり」を自動給餌器に任せてみる
そんな神の領域に手が届きそうな猫ではない場合、エサやりを自動給餌器に任せてみるという手段もお勧めです。我が家のムギは毎日自動給餌器からカリカリを食べてくれています。
「自動給餌器」って何?という方にはこちらの記事からどうぞ。
自動給餌器であれば、いつものどおりの時間にエサをあげることができますし、もちろん決まった量しか出てきませんので一気食いの心配はありません。
ほとんどがカリカリ(ドライフード)向けの製品ですが、缶詰(ウェットフード)をあげられる製品もあるので愛猫の好みにあわせて選んであげるといいと思います
かならず在宅中に試してみてからお留守番を!
そんな大変便利な自動給餌器ですが、いろいろな理由で自動給餌器からのエサを食べてくれない猫もいるようです。Twitterでも飼い主さんのお困りの投稿を見かけます。
- 自動給餌器に慣れず、近寄らない
- 自動給餌器の音に怯えてしまう
- 飼い主が用意したものしか食べたくないのか餌に口をつけない
- エサが出ていることに気がつかない
我が家のムギは最初の最初からまったく警戒もせずに食べましたが、そうではない猫も一定数いるようです。飼い主さんからしかエサを貰わないという子はシッターさんもダメというお話でした。
実際に愛猫が自動給餌器からエサを食べられるかどうか試してみる必要があります。設定した時刻に出ているか、促さなくてもエサに気が付くか、残さず食べられているか、できれば何回か在宅中にトライしてみて、問題ないようであれあお留守番時に使用を開始するのが安心だと思います。
自動給餌器が導入できそうならば…
「日々のエサやりは自分たちでできるからあまり高価なものを買うのはちょっと…」と思う方もいらっしゃいますよね。我が家の場合は毎日のエサやりをすべて自動給餌器に任せていますので少し値が張る「大容量タンク型」一択でしたが、日常使いをされないようであれば機能が絞られた製品を試してみるのがお勧めです。
1回分または2回分だけエサやりができるタイプ
中にエサをセットしてタイマーを回すだけのタイプです。カリカリはもちろんウェットフードをセットすることも可能です。
※ウェットフードを使用する場合は室内温度などに気を付けましょう
「アナログタイマーはちょっと心配」ということであれば少しお値段はあがりますが、デジタル式できちんと時刻をセットできる商品もありますよ。
定期的にエサをあげられるタイプを検討するなら
これを機会に毎日一食だけでも自動給餌器に任せてみようかなと思っている場合は「大容量タンク型」がおすすめです。(カリカリがメインフードの猫限定になってしまいますが)
「お手頃価格で、機能はそこそこ充実」というこちらの製品とか
ランキングでも紹介しています。
お値段がぐっとあがりますが後々ずっと使うことを想定するならこちらもお勧めです。
紹介している記事はこちらです
十分な「お水」の準備も忘れずに
エサと同じくらい大切なものは「お水」ですね。普段から何か所か用意している場合もあると思いますが、長い時間留守にする場合は必ずお水の確保が必要です。
「地震に備える」の記事でも書いていますが、水入れについては「簡易タイプの自動給水器」がお勧めです。飲んでしまった分と気化してなくなっていく分を自動で補給してくれるので安心感がありますよ。
大切な猫にお留守番してもらうには、まとめ。
なにごとにも言えることだと思いますが、きちんとした準備はとても大切です。「どこか出かけたいなー」「一晩くらいどうってことないでしょ」と軽く考えて、あとで後悔するような結果になってしまったらとても残念です。
飼い主も猫もお互い安心して、お出かけ、お留守番ができるように十分準備してあげたいですね。みなさまの連休が楽しいものとなりますように!